第12回 香りの彩時記【 香進】が始まりました!
パレスサイドビル1Fの毎日文化センターの近くを歩いていると、何となく感じられるいい匂いの季節になりました。
今年も毎日文化センター和の香り講座の受講生による作品展、第12回 香りの彩時記【 香進】が始まりました!今回の参加者は2名ですが、それぞれの作品への思いが見えてきます。
作品展タイトルの「香進(こうしん)」は、香りとともにさらに進んでいく意味を持たせております。日本の香りの文化というのは、本当に歴史があり、深く、面白いものなのです。
そして、本来の和の香りを創るということは、法則もなく、自由ですが、バランスを重んじるというとても深く、面白いものなのです。作品展の会期などの詳細は、一番下に掲載しております。
※作品展の詳細は一番下に記載しております。
さて、作者と作品の紹介をしていきます。
まずは糸永基子さん。
いつも通り、壁面を使用した作品は、桜の色と香りとで大切にしている春を感じる作品です。
創香者:糸永基子
匂い袋 銘『花盛り・吉野山』
練香 銘「春雨」
私の桜は18歳になりました。
区内の公園に植えた母と私名義の2本の枝垂桜は、すっかり風格が出て、毎年見事に花を咲かせています。さらに今年、奈良県吉野山の奥千本に山桜を植樹するプロジェクトに協賛し、3本目の桜を持つことになりました。
いつか桜の名所を順次見て回るのがひとつの夢でしたので、まずは来年か再来年、奥千本まで行ってみたいと思っています。そんな「私の桜」を和の香りで表現してみました。季節外れのお花見をお楽しみ頂ければ幸いです。
次は岩田敬子さん。
今回も帽子をモチーフに、ご自身の思う宇宙を表現しています。
ダンスで使用されているテンガロンハットが、様々な惑星とも言える様々な香りに包まれています。
創香者:岩田敬子
銘『宇宙船』
作品:匂い袋
宇宙へ旅ができる時代になった。2023年9月8日現在宇宙を飛んでいる人がいる。凄い時代だ。月、金星、火星、土星…。どんどん人間が到達していくと思う。何をしたいのか、私には思い浮かばないが、きっと大きな大きな思いがあるに違いない。私が生きている間には出来なくとも、2030年台にかなうのではないか。理想的な国を作れるだろうか。人間が共存し、お互いを尊重しあう場所ができるだろうか。戦争を知らない世界を展開して欲しい。
〇詳細はこちら!
毎日文化センター受講生作品展
第12回 香りの彩時期【香進】
日時:2023年9月22日(金)~10月27日(金)
※平日10時~19時30分/土曜日は15時まで
※日曜・祝日はお休みです
場所:毎日文化センター東京 ロビー
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル1F
最寄駅:東京メトロ東西線竹橋駅(直結)
パレスサイドビル1Fにある毎日文化センターのロビーで展示をしております。
どなたでもご覧頂けますので、香りに誘われてぜひぜひご覧くださいね!
0コメント